1999-06-01 第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第13号
つまり、アメリカの国務省の方からアメリカの空母が核兵器を積み込まないで日本に母港を持つというふうな考え方を打診したときに、それに対してレアード国防長官が、この問題については軍事的には実際的ではない、もしくは空母に対して核任務を与えなければそれは軍事的な有用性というのが極めて大幅に低下する、そういうことになるとこれは作戦上にも困難を来すから、これは軍事的には実際的ではないんだというふうな趣旨のことが手紙
つまり、アメリカの国務省の方からアメリカの空母が核兵器を積み込まないで日本に母港を持つというふうな考え方を打診したときに、それに対してレアード国防長官が、この問題については軍事的には実際的ではない、もしくは空母に対して核任務を与えなければそれは軍事的な有用性というのが極めて大幅に低下する、そういうことになるとこれは作戦上にも困難を来すから、これは軍事的には実際的ではないんだというふうな趣旨のことが手紙
○政府委員(有馬龍夫君) 御質問の趣旨が私にはよく鮮明ではございませんでしたけれども、繰り返しになりますけれども、ここに核任務承認済みと訳されておりますことは、第一の前提として能力があるか否か、積めるかどうか、それから次に安全性の見地から実際に搭載して問題がないか否かを決めるための手続である。
そこのアラン・ハガーティ少佐が述べた内容によりますと、この核、非核両用のトマホークなどの垂直発射装置について、六十一発が発射できトマホークとアスロックが装備できる、ことしの七月、核任務を承認済みになっていると、語ったというふうになっています。アメリカの国防省の方から出したこの核任務承認済みというのはどういう意味なのか、もし米側に問いただして確認されておったら述べていただきたい。
○立木洋君 そうすると、これはかつての核兵器搭載能力艦として認定されたことと核任務承認済みという内容とは、問い合わせた結果違ったわけですね。より一歩進んで、その任務が遂行できるということを完全に調査して調べた結果承認したということなんですね。
さらに、法律にはしておりませんが、国内政策としてこれを行っている国としては、例えばデンマークは平時における核の持ち込みを拒否しておりますし、オランダは一九八五年、NATO加盟国であるにもかかわらず、F16、P3Cの核任務をしないということを政策として打ち出しております。ポルトガルは一九八三年、アメリカとの取り決めでポルトガル国内における核の貯蔵を拒否しております。
十一月二十九日にオランダ政府は、オランダがNATO軍の一翼として持っている六つの核戦力任務のうちF16戦闘機とオライオン対潜哨戒機の二つの核任務を放棄することを決めだということが新聞で大きく報道されたわけです。F16についてはこの戦闘機二個中隊の核爆弾投下装置を取り除くというのです、オランダ政府が。それを決めたのです。NATO参加国ですよ。三沢のF16は核爆弾投下装置も持っています。
オランダがINF核ミサイル四十八基を自国に配備することと引きかえに、F16について核任務の放棄を行ったということは我々も聞いております。
だから、これが核任務を持っているとしたら、どこかに核の部隊があってそこから核を預かって戦争をするとは思えないわけです。何しろ海兵隊リストの中で三つしかない核兵器部隊の二つは本国にいて残りの一つが岩国にあるわけですから。それでいまその兵器を運ぶヘリコプター部隊は沖繩の普天間にあるのですよ。
いたいのですが、これは国会でも何回か問題になったのですが、この岩国にはMWWUの一、海兵航空団第一兵器部隊といって、兵器管理の特別な部隊があって、これが核部隊ではないかという疑惑が何回か国会でも問題になりましたが、いままで防衛庁で調査されたところで、この部隊はどういう部隊であるか、それからまた、いま言ったA4E、要するにA4Mですね、スカイホークあるいはイントルーダー、ファントム、そういう攻撃部隊が核任務
それからA6、F4でございますけれども、これは核任務は持っていないと了解しております。
だから、あんた方の言い分を聞くと、いま核装備をしておる、核任務を帯びておる、こういったような部隊から核を抜き去るということになると、任務がなくなる。任務がなくなった部隊をアメリカは好んで沖繩に置きますか。そんなハブはいないはずです。どうなんですか、外務大臣。